Soyブログ
2026年5月26日 火曜日
プラダを着た悪魔2』を2回見て想うこと。みよし市・豊田市の大人女性に届けたい「積み重ねる美しさ
さてさて、月曜日は丸一日カット勉強会、火曜日は事務仕事と映画見に
プラダを着た悪魔2→二回目
実は公開初日に見てます…苦笑
美容師さんは必ず見た方がいいと言われるファッション、仕事への向き合い方の名作です。
20年前の作品から…20年後に作られた名作…
ネタバレを含みますので
知りたくない方は読むのを止めてくださいね…
さてさて20年前の若いインターン生がファッションに目覚め、
ファッションの真髄をしる
そして20年後の2は
みんな“ファッション”に感動したというより、
“年齢を重ねた人間の姿”に
心を動かされますよね…
若い頃って、
変わらないことが強さだと思っていたりします
でも大人になると、
本当に難しいのは、
変わりながら、
自分を失わないことだと気づきます…
得に印象的なのは、
映画の中でも、
かつて完璧だった人たちが、
時代の変化に揺れている。
SNS文化、
デジタル化、
「速さ」が正義になった世界。
昔みたいに、
“良いものをじっくり作れば届く”
だけでは通用しない。
その空気感が、
今の現実と重なって、
妙にリアルなんですよね。
美容師さんの場合は…ビジュ上手美容師さんって言うジャンルがあって
いわゆるSNS映えは上手いけど…
技術は…ちょいと難ありでもフォロワーが多いのですげ〜となる
ミランダはファッション雑誌の編集長で…
怖い上司の象徴みたいに言われていたのに、
今観ると、
あの人はただ、
時代の最前線で、
必死に孤独と戦っていただけにも見える。
強い人って、
弱音を見せないから、
誤解されやすい。
でも、
本当に責任を背負っている人ほど、
誰にも頼れなかったりする。
そこは…自らと被る事も有り…苦笑
あと、
個人的にすごく良かったのは、
時代の変わり目の矛盾や、問題定義を
していて、
20年後の今の僕にとってのやっぱり
勉強になる物語でした。
資本主義のねじれ、モノづくりの衰退
SNSによるスピードの速さ
20年前と同じキャストさんが
シワを消すことだけが美ではなく、
その人がどう生きてきたかが、
服や表情に出ていて…やっぱり
年齢を重ねるっていい事だなぁと…
それって、
美容の仕事にもすごく近い。
髪型って、
ただ若返ればいいわけじゃない。
その人の人生に馴染んで、
その人らしく見えることが大事なんですよね。
それはきっと、
若さで勝負する美しさではなく、
「積み重ねた人」の美しさなんだと思います。
これ、
すごく分かるんですよね。
だからこの映画は、
単なる続編じゃなく、
“年齢を重ねた観客への返事”
みたいな作品だった気がします。
そして観終わったあと、
少しだけ、
自分の服を丁寧に選びたくなる。
消費やテクノロジー、SNSの
アンチテーゼ(反動)が始まっているんだろなぁと…
最近、勉強で服の歴史を学んでいるんですが…
ビンテージブームも
経年劣化を楽しむ、長く楽しむ
大切にしたい、その人なりの色落ちなり 大量の消費社会のカウンターカルチャーでしょうね
重ねた時間は、コンピュータには
表現できない唯一の深みです。
SOYはそんな大人のサロンですから
自分もまだまだ、技術の深みにさらに追求しないとなぁと
まだまだ半人前だなぁと…
あっ、それから2見たいかた
是非、プラダを着た悪魔1を見てから
見に行かれると、伏線回収がいっぱいあって絵としても楽しめますよ!
さてさて、水曜日から営業します。
プラダを着た悪魔2→二回目
実は公開初日に見てます…苦笑
美容師さんは必ず見た方がいいと言われるファッション、仕事への向き合い方の名作です。
20年前の作品から…20年後に作られた名作…
ネタバレを含みますので
知りたくない方は読むのを止めてくださいね…
さてさて20年前の若いインターン生がファッションに目覚め、
ファッションの真髄をしる
そして20年後の2は
みんな“ファッション”に感動したというより、
“年齢を重ねた人間の姿”に
心を動かされますよね…
若い頃って、
変わらないことが強さだと思っていたりします
でも大人になると、
本当に難しいのは、
変わりながら、
自分を失わないことだと気づきます…
得に印象的なのは、
映画の中でも、
かつて完璧だった人たちが、
時代の変化に揺れている。
SNS文化、
デジタル化、
「速さ」が正義になった世界。
昔みたいに、
“良いものをじっくり作れば届く”
だけでは通用しない。
その空気感が、
今の現実と重なって、
妙にリアルなんですよね。
美容師さんの場合は…ビジュ上手美容師さんって言うジャンルがあって
いわゆるSNS映えは上手いけど…
技術は…ちょいと難ありでもフォロワーが多いのですげ〜となる
ミランダはファッション雑誌の編集長で…
怖い上司の象徴みたいに言われていたのに、
今観ると、
あの人はただ、
時代の最前線で、
必死に孤独と戦っていただけにも見える。
強い人って、
弱音を見せないから、
誤解されやすい。
でも、
本当に責任を背負っている人ほど、
誰にも頼れなかったりする。
そこは…自らと被る事も有り…苦笑
あと、
個人的にすごく良かったのは、
時代の変わり目の矛盾や、問題定義を
していて、
20年後の今の僕にとってのやっぱり
勉強になる物語でした。
資本主義のねじれ、モノづくりの衰退
SNSによるスピードの速さ
20年前と同じキャストさんが
シワを消すことだけが美ではなく、
その人がどう生きてきたかが、
服や表情に出ていて…やっぱり
年齢を重ねるっていい事だなぁと…
それって、
美容の仕事にもすごく近い。
髪型って、
ただ若返ればいいわけじゃない。
その人の人生に馴染んで、
その人らしく見えることが大事なんですよね。
それはきっと、
若さで勝負する美しさではなく、
「積み重ねた人」の美しさなんだと思います。
これ、
すごく分かるんですよね。
だからこの映画は、
単なる続編じゃなく、
“年齢を重ねた観客への返事”
みたいな作品だった気がします。
そして観終わったあと、
少しだけ、
自分の服を丁寧に選びたくなる。
消費やテクノロジー、SNSの
アンチテーゼ(反動)が始まっているんだろなぁと…
最近、勉強で服の歴史を学んでいるんですが…
ビンテージブームも
経年劣化を楽しむ、長く楽しむ
大切にしたい、その人なりの色落ちなり 大量の消費社会のカウンターカルチャーでしょうね
重ねた時間は、コンピュータには
表現できない唯一の深みです。
SOYはそんな大人のサロンですから
自分もまだまだ、技術の深みにさらに追求しないとなぁと
まだまだ半人前だなぁと…
あっ、それから2見たいかた
是非、プラダを着た悪魔1を見てから
見に行かれると、伏線回収がいっぱいあって絵としても楽しめますよ!
さてさて、水曜日から営業します。
投稿者 Soy hair&relaxation | 記事URL
2026年5月19日 火曜日
豊田・みよし市|50代からのファッションと髪型は「引き算の美学」。自分に戻る大人の贅沢
さてさて、月曜日はカット講習。
火曜日は奥さんと練習や事務仕事…。
「美容師さんって、よく勉強するんですね」と言われますが、やはり常にアップデートしていかないといけない仕事だなぁと思います。
お客様も年齢を重ねると、髪質や頭皮だけではなく、ファッションや“自分らしさ”についての相談が増えていきますからね。
そんなことで最近は、ファッションの歴史を少し勉強しています。
50代になると、ファッションに距離を置く人が増えますよね。
「もう若くないし」
「派手なのは似合わない」
「何を着ればいいか分からない」
でも本当は逆なんじゃないかなぁ…と個人的には思っています。
20代や30代は、“流行に合わせる”ことがファッションだった。
けれど50代からは、“自分を知った人だけができる装い”が始まる年代。
流行を追いかけるより、
「自分が心地いい」
「自分が好き」
を選べるようになる。
それは若さとは違う、大人だけの自由です。
歴史的に見ても、ファッションが民衆化したのは産業革命以降。
たとえば1940年代。
戦争の影響で女性たちは働くことを求められ、ファッションも変化しました。
装飾を削ぎ落としたシルエット。
肩のラインを強調したジャケット。
働く女性のための“機能美”が重視される時代になります。
その流れの中で、クレア・マッカーデル は、“女性を締め付けない服”を作りました。
動きやすく、生活に寄り添い、それでいて美しい。
現代の50代女性にも必要なのは、こういう視点なのかもしれません。
頑張りすぎない。
でも、手を抜かない。
その絶妙なバランス。
そして1947年、クリスチャン・ディオール の「ニュールック」が登場します。
戦争後の世界に、“女性らしさを楽しむ喜び”が戻った瞬間でした。
50代のファッションも同じなのかもしれません。
ただ若返るのではなく、
「自分らしい女性性」を、もう一度楽しむ。
最近のコレクションを見ても、その流れを感じます。
ステラ・マッカートニー は“強く自然体な女性像”を。
sacai は「違和感」の美しさを。
Marni は色彩の遊びを。
ドリス・ヴァン・ノッテン は、年齢を重ねたからこそ似合う深みを見せてくれます。
そして、COMME des GARÇONS や UNDERCOVER のようなブランドは、
「人と同じじゃなくていい」
という価値観そのものを表現しています。
(個人的には好きです…笑)
50代になると、似合う服が減るのではなく、“自分に必要ない服”が分かってくる。
だからこそ、本当に好きなものだけを選べる。
若い頃は、誰かに褒められるために服を着ていた人もいるかもしれません。
でも50代からは、自分の気分を上げるために着ていい。
お気に入りのコートを羽織る。
少し大胆なメガネをかける。
真っ白なシャツを着る。
それだけで、日常は少し変わります。
ファッションとは、“生き方の温度”が出るものなのかもしれません。
だから高級ブランドで固める必要もない。
ユニクロでも、ヴィンテージでもいい。
大切なのは、「今の自分に似合っているか」。
そして50代の女性が一番美しく見えるのは、“無理をしていない時”だと思います。
若く見せるより、“その人らしさ”がある方がずっと魅力的。
年齢を重ねることは、失うことではなく、削ぎ落としていくこと。
だから50代以降のファッションは、“引き算の美学”に近いのかもしれません。
懐かしいですが、樹木希林 さんが出演していた西武・そごうの広告。
「年齢を脱ぐ。冒険を着る。わたしは、私。」
あの言葉、今でも素敵だなぁと思います。
年齢を重ねた人が楽しそうにファッションを楽しむ。
それを見る若い世代が、「歳を重ねるのも悪くないな」と思える。
そんな連鎖が増えたら、世の中もちょっと明るくなる気がしています。
さて、水曜日からまた営業しますね。
火曜日は奥さんと練習や事務仕事…。
「美容師さんって、よく勉強するんですね」と言われますが、やはり常にアップデートしていかないといけない仕事だなぁと思います。
お客様も年齢を重ねると、髪質や頭皮だけではなく、ファッションや“自分らしさ”についての相談が増えていきますからね。
そんなことで最近は、ファッションの歴史を少し勉強しています。
50代になると、ファッションに距離を置く人が増えますよね。
「もう若くないし」
「派手なのは似合わない」
「何を着ればいいか分からない」
でも本当は逆なんじゃないかなぁ…と個人的には思っています。
20代や30代は、“流行に合わせる”ことがファッションだった。
けれど50代からは、“自分を知った人だけができる装い”が始まる年代。
流行を追いかけるより、
「自分が心地いい」
「自分が好き」
を選べるようになる。
それは若さとは違う、大人だけの自由です。
歴史的に見ても、ファッションが民衆化したのは産業革命以降。
たとえば1940年代。
戦争の影響で女性たちは働くことを求められ、ファッションも変化しました。
装飾を削ぎ落としたシルエット。
肩のラインを強調したジャケット。
働く女性のための“機能美”が重視される時代になります。
その流れの中で、クレア・マッカーデル は、“女性を締め付けない服”を作りました。
動きやすく、生活に寄り添い、それでいて美しい。
現代の50代女性にも必要なのは、こういう視点なのかもしれません。
頑張りすぎない。
でも、手を抜かない。
その絶妙なバランス。
そして1947年、クリスチャン・ディオール の「ニュールック」が登場します。
戦争後の世界に、“女性らしさを楽しむ喜び”が戻った瞬間でした。
50代のファッションも同じなのかもしれません。
ただ若返るのではなく、
「自分らしい女性性」を、もう一度楽しむ。
最近のコレクションを見ても、その流れを感じます。
ステラ・マッカートニー は“強く自然体な女性像”を。
sacai は「違和感」の美しさを。
Marni は色彩の遊びを。
ドリス・ヴァン・ノッテン は、年齢を重ねたからこそ似合う深みを見せてくれます。
そして、COMME des GARÇONS や UNDERCOVER のようなブランドは、
「人と同じじゃなくていい」
という価値観そのものを表現しています。
(個人的には好きです…笑)
50代になると、似合う服が減るのではなく、“自分に必要ない服”が分かってくる。
だからこそ、本当に好きなものだけを選べる。
若い頃は、誰かに褒められるために服を着ていた人もいるかもしれません。
でも50代からは、自分の気分を上げるために着ていい。
お気に入りのコートを羽織る。
少し大胆なメガネをかける。
真っ白なシャツを着る。
それだけで、日常は少し変わります。
ファッションとは、“生き方の温度”が出るものなのかもしれません。
だから高級ブランドで固める必要もない。
ユニクロでも、ヴィンテージでもいい。
大切なのは、「今の自分に似合っているか」。
そして50代の女性が一番美しく見えるのは、“無理をしていない時”だと思います。
若く見せるより、“その人らしさ”がある方がずっと魅力的。
年齢を重ねることは、失うことではなく、削ぎ落としていくこと。
だから50代以降のファッションは、“引き算の美学”に近いのかもしれません。
懐かしいですが、樹木希林 さんが出演していた西武・そごうの広告。
「年齢を脱ぐ。冒険を着る。わたしは、私。」
あの言葉、今でも素敵だなぁと思います。
年齢を重ねた人が楽しそうにファッションを楽しむ。
それを見る若い世代が、「歳を重ねるのも悪くないな」と思える。
そんな連鎖が増えたら、世の中もちょっと明るくなる気がしています。
さて、水曜日からまた営業しますね。
投稿者 Soy hair&relaxation | 記事URL
2026年5月12日 火曜日
みよし市 白髪悩み, 白髪染め 卒業, 透明感
さてさて、ゆっくり休みって言う訳でも無く、地味にファッションの勉強や
様々な資料をまとめています…苦笑
ニュースを見ていたら…あら
ポテチがモノクロに…
好き嫌いはあるかもしれませんが
以外とモノクロ目立つんじゃない?
コストダウンして…目立たせる
……個人的にはセンスあるなぁと
情報を減らし目立たせる…
海外と比べると日本の看板や人工物の
色彩はちょいと刺激的なんですよね…
もっと赤く。
もっと黄色く。
もっと映えて。
もっと刺激的に。
スマホを開けば、
原色が高速で流れてくる。
でも、日本人って、
本来そこまで“強い色”の民族じゃないんですよね…
これからの時期には湿度がむしって
しますが…
空気に水分が含まれていて、
景色の輪郭が少しだけやわらかく見えます。
春は霞み…
夏は蒸気が漂い…
秋は光が鈍くなり…
冬は白く抜ける。
ヨーロッパみたいな
乾いた光とは少し違う気がしますね。
四季もあるかと思いますが
谷崎潤一郎さんの陰翳礼讃にも記されてますが…
障子越しの光。
雨の日の庭。
墨の濃淡。
漆の黒。
着物の灰色。
白と黒の間にある、
無数の階調を楽しんでいた
江戸時代の質素倹約令時代でた
四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃ・ひゃくねずみ)
鈍色(にびいろ)
利休鼠
灰桜
薄墨
みたいな、
海外の人から見ると、
「全部グレーじゃない?」
に見える色を、
日本人はちゃんと見分けてきたんですよね…
って考えるとムスッとした
名古屋の湿度文化も…捨てたモノでは
ない(イヤイヤめっちゃ耐えがたい)
まぁ、そんな色の見え方や、
ファッションにおける素材感をまとめているので…苦笑
マニアックな感じに…
情報を減らした瞬間に、
日本人の感覚が
「ちょうどいい」を思い出したかもしれないなぁと…
逆を言えば、色味のメッセージが強い訳で…
ここで、
美容師として、少し考えるんですよね
最近の若い子たちは髪色が柔らかい
逆に坊主になった僕は黒髪の硬さが抜けてちょいと柔らかな黒に
SOYが銀座カロンの西海さんに習っているグレーカラーメソッドは
このそれぞれのお客様皆さまの
地毛の黒を見極めて、数種類の
黒を用意して、5% 3%など
パーソナルに調合してるんです…
(ドヤ顔)
だいぶ広まって来ましたが
「白髪染め」になる瞬間、
急に色が狭くなることが当たり前?
まだまだそんなふうに、考える
美容師さん、お客様もいらっしゃるかもしれませんね。
暗めで。
しっかり染めて。
浮かないように。
無難に。
もちろん必要な場面もある。
でも、
本当にそれだけなんだろうか?
白髪があるからこそ出せる、
やわらかいグレー。
少し透けるブラウン。
光で変わるアッシュ。
年齢を重ねた髪だから出る、
陰影。
白髪は楽しめる、最高の素材なんですよね…
白髪を「隠す対象」にすると、
色は急に単調になりがち
でも、
白髪を「素材」として見ると、
世界は広がる。
漆器みたいに、
光の角度で変わる髪。
障子越しみたいな、
やわらかい透明感。
日本人は本当は、
そういうニュアンスを
感じ取れる民族なんですよね…
“ちゃんと染める”だけじゃなく、
「どんな陰影を纏うか」
それを楽しむか?
みよし市から、そんな素敵な白髪を
楽しむ女性達を応援したいなぁと…
水曜日から営業しますね。
様々な資料をまとめています…苦笑
ニュースを見ていたら…あら
ポテチがモノクロに…
好き嫌いはあるかもしれませんが
以外とモノクロ目立つんじゃない?
コストダウンして…目立たせる
……個人的にはセンスあるなぁと
情報を減らし目立たせる…
海外と比べると日本の看板や人工物の
色彩はちょいと刺激的なんですよね…
もっと赤く。
もっと黄色く。
もっと映えて。
もっと刺激的に。
スマホを開けば、
原色が高速で流れてくる。
でも、日本人って、
本来そこまで“強い色”の民族じゃないんですよね…
これからの時期には湿度がむしって
しますが…
空気に水分が含まれていて、
景色の輪郭が少しだけやわらかく見えます。
春は霞み…
夏は蒸気が漂い…
秋は光が鈍くなり…
冬は白く抜ける。
ヨーロッパみたいな
乾いた光とは少し違う気がしますね。
四季もあるかと思いますが
谷崎潤一郎さんの陰翳礼讃にも記されてますが…
障子越しの光。
雨の日の庭。
墨の濃淡。
漆の黒。
着物の灰色。
白と黒の間にある、
無数の階調を楽しんでいた
江戸時代の質素倹約令時代でた
四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃ・ひゃくねずみ)
鈍色(にびいろ)
利休鼠
灰桜
薄墨
みたいな、
海外の人から見ると、
「全部グレーじゃない?」
に見える色を、
日本人はちゃんと見分けてきたんですよね…
って考えるとムスッとした
名古屋の湿度文化も…捨てたモノでは
ない(イヤイヤめっちゃ耐えがたい)
まぁ、そんな色の見え方や、
ファッションにおける素材感をまとめているので…苦笑
マニアックな感じに…
情報を減らした瞬間に、
日本人の感覚が
「ちょうどいい」を思い出したかもしれないなぁと…
逆を言えば、色味のメッセージが強い訳で…
ここで、
美容師として、少し考えるんですよね
最近の若い子たちは髪色が柔らかい
逆に坊主になった僕は黒髪の硬さが抜けてちょいと柔らかな黒に
SOYが銀座カロンの西海さんに習っているグレーカラーメソッドは
このそれぞれのお客様皆さまの
地毛の黒を見極めて、数種類の
黒を用意して、5% 3%など
パーソナルに調合してるんです…
(ドヤ顔)
だいぶ広まって来ましたが
「白髪染め」になる瞬間、
急に色が狭くなることが当たり前?
まだまだそんなふうに、考える
美容師さん、お客様もいらっしゃるかもしれませんね。
暗めで。
しっかり染めて。
浮かないように。
無難に。
もちろん必要な場面もある。
でも、
本当にそれだけなんだろうか?
白髪があるからこそ出せる、
やわらかいグレー。
少し透けるブラウン。
光で変わるアッシュ。
年齢を重ねた髪だから出る、
陰影。
白髪は楽しめる、最高の素材なんですよね…
白髪を「隠す対象」にすると、
色は急に単調になりがち
でも、
白髪を「素材」として見ると、
世界は広がる。
漆器みたいに、
光の角度で変わる髪。
障子越しみたいな、
やわらかい透明感。
日本人は本当は、
そういうニュアンスを
感じ取れる民族なんですよね…
“ちゃんと染める”だけじゃなく、
「どんな陰影を纏うか」
それを楽しむか?
みよし市から、そんな素敵な白髪を
楽しむ女性達を応援したいなぁと…
水曜日から営業しますね。
投稿者 Soy hair&relaxation | 記事URL
2026年5月 4日 月曜日
年齢を、味方にする。——映画『ツイッギー』を観て思ったこと(みよし市 美容室SOY)
さてさてGW皆様はいかがお過ごしですか?
僕は映画を2本…
一つはプラダを着た悪魔2
もう一つはツイッギー
どっちも中々のイイ映画でした。
めっちゃ、プラダを着た悪魔2を話したいですが…ネタバレしそうなので
マニアックなツイッギーの映画の
話しをツラツラと
(ドキュメンタリー映画)なんで
ある意味筋書きがネタバレなんで.笑
(色々なサイトに出ています)
ツイッギーって皆様、
ご存知ですか?
まず、あらすじを少しだけ。
1960年代、16歳でデビューしたツイッギーは、
細い体、大きな瞳、ショートヘアという
それまでの「美の常識」を覆すスタイルで
一気に世界のトップモデルになります。
ミニスカートブームを巻き起こし、
ファッションそのものを変えてしまった存在。
僕達美容師は、60年代のファッションアイコンとして、必ず勉強する方で
サスーン (現代のカットの基礎を作った伝説の美容師さん)の
ファイブ・ポイント・カット: サスーンがツイッギーのために手掛けた、後頭部が丸く、襟足とサイドがシャープなショートボブは、今でも
カット好き、もしくはカットの上手い方々は基礎練習として生かされています。
僕…実はアイコンとしての60年代の
ツイッギーしか知らなかったんですが
現在75歳、現役で活躍していました…
あの可愛いアイコンの時代から
その後はモデルだけでなく、
女優や歌手としても活動しながら、
一人の女性として、母として、
人生の選択を重ねていく…
この映画は、そんな彼女の人生を、
本人の言葉や当時の映像、
関係者のインタビューを通して辿る
ドキュメンタリーでした…
観ていて思ったのは、
「ずっと同じ人ではいない」ということでした。
当たり前なんですけど、
これがなかなか難しい。
若い頃の成功やイメージって、
どうしても強く残るから。
でも彼女は、そこに留まってなかったですね…
モデルとして完成されたあとも、
違う表現を選び、
違う場所に行き、
違う自分になっていく。
それが、すごく自然なんです。
美容の仕事をしていると、
「変わらないでいたい」という気持ちに
たくさん出会います。
その気持ちは、とてもよく分かる。
でも映画の中の彼女は、
まったく逆のことをしている。
変わることを前提にして、
その中で自分をちゃんと選んでいる。
ユーロ圏の人たちの思考ですね…
たとえば、髪。
若い頃と同じようにはいかない。
質感も、ボリュームも、色も変わる。
でも、それはマイナスだけじゃない。
やわらかさが出たり、
光の見え方が変わったり、
その年代にしか出せない雰囲気もある。
みよし市の美容室SOYでは、
この「変化」を前向きに考えています。
戻すのではなく、
活かす。
若さに寄せるのではなく、
今を楽しむ
映画の中の晩年のツイッギーは
雰囲気はすっかり変わってますが
ずっと感じていたのは、
「この人、無理してないな」
ということでした。
でも、何もしていないわけでもない。
ちゃんと向き合って、
ちゃんと選んでいる。
だから、自然に素敵に見える
若く見えるではなく、素敵に見える
常に今を楽しむツイッギーの
好奇心と昔のアイコン時代をサラッと
捨て去れる、素直さ
年齢は、減らせないけど。
扱い方は、変えられる。
そしてそれは、
ちょっとしたきっかけで変わる。
今回の映画は、
そんなきっかけをくれる一本でした。
年齢を、味方にする。
正に大人女性に見てほしい、
そんなツイッギーの映画です。
パルコシネマ、伏見ミリオン座で
やってます。
晩年のツイッギーの髪型も
めっちゃ綺麗にレイヤーが入っていて
………
そんなところに目がいってしまう
美容師、有る有るの職業病ですね…
苦笑、水曜日から営業しますね。

投稿者 Soy hair&relaxation | 記事URL
2026年4月28日 火曜日
検索じゃ辿り着けなかった世界 ビレッジバンガード岡崎 閉店 ビレッジバンガード本店 閉店
さてさて、夏の様な気温でしたね
僕はちょいとお店の修繕と模様替えを
本が好きなので…大好きな場所に
そうビレッジバンガード(路面店)
路面店大切!
実は路面店とイオンなどにあるビレッジバンガードってかなり違うんです。
ビレッジバンガード名古屋発祥の
本屋さんなんですが、僕にとっての
多分人生の幹になっているなぁと
そんな事をツラツラと、
20代前半に東京から帰ってきて
あゝつまんないなぁと思っていたら
先輩達(ちょいと危険な方々、笑)
ビレッジバンガードって言う面白い場所があるよと…
そこは
インターネットが無かった時代、世界は不便だった、20代 でも、その代わりに「濃さ」があった
気が今もする…
ヴィレッジヴァンガード 本店(天白)と、ヴィレッジヴァンガード 岡崎店。ちなみ長久手もお世話になった…
正直、まともな店じゃなかった…
(路面店のあの時代を知ってる人は
頷くかもしれないですね…
圧倒的な陳列棚、定員さんのセンス溢れるポップ
合法ギリギリの商品…(その昔)
どこか危険で、少し狂っていた…
でも、だから良かった。
あそこには、“誰かの意志”
いわゆる編集(プロ)が作った本に溢れて
選ばれたサブカルチャーがあった。 アルゴリズムでも、検索結果でもない。 編集され、切り取られ、ねじ込まれた「偏った世界」。
今みたいに、薄く広くじゃない。 狭くて、深い。
棚にあった一冊の写真集、藤原 新也
メメントモリ、それがインドに行きたい言動力に… 一冊の本で、人は動く。あの頃は、それが当たり前だった。
また別の日、Banksyの本を手に取った。 グラフティ落書きのはずが、数年で
アート に進化した…
そして
イスラエルのパレスチナ自治区まで見に行っていた。
ビレッジバンガード 僕だけじゃないだろうなぁと、
何かしらの出会いから、世界が広がった…
CDも同じだ。 売れてる音楽じゃない。 誰が聴いてるのかも分からない、小さなレーベルの音。
でも、それが自分の「好き」を作っていった。
あの店は、優しくなかった。 説明もしてくれないし、導いてもくれない。 ただ、雑に世界を置いてくるだけ。
だから、自分で掴むしかなかった。
今はどうだろう。 欲しいものは検索すれば出てくる。 おすすめは勝手に流れてくる。
でも、その代わりに 「人生を変えるような無駄な出会い」は、確実に減った気がする…
そして、その路面店が閉店する。 ヴィレッジヴァンガード 本店(天白)と、ヴィレッジヴァンガード 岡崎店。
正直、驚きはないが…動揺している
こういう場所は、今の時代には合わないかもしれないけど。
でも、だからこそ価値があった。
(これからも有るんだろう…)
大体、年に4回ぐらいしか行かない
僕が、あゝこの雑雑した感じと…
ドキってする気持ちになる場所が
無くなるのを知りながら行くと
なおさら…その価値を実感するんですよね…
僕達の仕事も、ある意味の
深さとプロのサブカルチャー
(例えば髪の中身とか、頭皮ケア学とか、カラー剤の化学式とか、似合わせの理論とか、)
が必要なんですよね…
流行やファッションはある種のネットで検索すればほぼ分かる
けど、リアルなお客様を扱う僕達は
ざまざまな事や、深さを追求しないとなぁと…
皆様にも、新しい出会いがありますようにと…新しい本を仕入れて
水曜日からお待ちしてます。

僕はちょいとお店の修繕と模様替えを
本が好きなので…大好きな場所に
そうビレッジバンガード(路面店)
路面店大切!
実は路面店とイオンなどにあるビレッジバンガードってかなり違うんです。
ビレッジバンガード名古屋発祥の
本屋さんなんですが、僕にとっての
多分人生の幹になっているなぁと
そんな事をツラツラと、
20代前半に東京から帰ってきて
あゝつまんないなぁと思っていたら
先輩達(ちょいと危険な方々、笑)
ビレッジバンガードって言う面白い場所があるよと…
そこは
インターネットが無かった時代、世界は不便だった、20代 でも、その代わりに「濃さ」があった
気が今もする…
ヴィレッジヴァンガード 本店(天白)と、ヴィレッジヴァンガード 岡崎店。ちなみ長久手もお世話になった…
正直、まともな店じゃなかった…
(路面店のあの時代を知ってる人は
頷くかもしれないですね…
圧倒的な陳列棚、定員さんのセンス溢れるポップ
合法ギリギリの商品…(その昔)
どこか危険で、少し狂っていた…
でも、だから良かった。
あそこには、“誰かの意志”
いわゆる編集(プロ)が作った本に溢れて
選ばれたサブカルチャーがあった。 アルゴリズムでも、検索結果でもない。 編集され、切り取られ、ねじ込まれた「偏った世界」。
今みたいに、薄く広くじゃない。 狭くて、深い。
棚にあった一冊の写真集、藤原 新也
メメントモリ、それがインドに行きたい言動力に… 一冊の本で、人は動く。あの頃は、それが当たり前だった。
また別の日、Banksyの本を手に取った。 グラフティ落書きのはずが、数年で
アート に進化した…
そして
イスラエルのパレスチナ自治区まで見に行っていた。
ビレッジバンガード 僕だけじゃないだろうなぁと、
何かしらの出会いから、世界が広がった…
CDも同じだ。 売れてる音楽じゃない。 誰が聴いてるのかも分からない、小さなレーベルの音。
でも、それが自分の「好き」を作っていった。
あの店は、優しくなかった。 説明もしてくれないし、導いてもくれない。 ただ、雑に世界を置いてくるだけ。
だから、自分で掴むしかなかった。
今はどうだろう。 欲しいものは検索すれば出てくる。 おすすめは勝手に流れてくる。
でも、その代わりに 「人生を変えるような無駄な出会い」は、確実に減った気がする…
そして、その路面店が閉店する。 ヴィレッジヴァンガード 本店(天白)と、ヴィレッジヴァンガード 岡崎店。
正直、驚きはないが…動揺している
こういう場所は、今の時代には合わないかもしれないけど。
でも、だからこそ価値があった。
(これからも有るんだろう…)
大体、年に4回ぐらいしか行かない
僕が、あゝこの雑雑した感じと…
ドキってする気持ちになる場所が
無くなるのを知りながら行くと
なおさら…その価値を実感するんですよね…
僕達の仕事も、ある意味の
深さとプロのサブカルチャー
(例えば髪の中身とか、頭皮ケア学とか、カラー剤の化学式とか、似合わせの理論とか、)
が必要なんですよね…
流行やファッションはある種のネットで検索すればほぼ分かる
けど、リアルなお客様を扱う僕達は
ざまざまな事や、深さを追求しないとなぁと…
皆様にも、新しい出会いがありますようにと…新しい本を仕入れて
水曜日からお待ちしてます。

投稿者 Soy hair&relaxation | 記事URL

















