Soyブログ

2025年4月29日 火曜日

みよし白髪染 豊田脱白髪染 

さてさて、GWいかがお過ごしでしょうか?
僕はお店のメンテナンスやなんやら
で、バタバタしています。
先日も江戸時代の職人芸の本を読みつつ…技術ってすごくなぁと言う事を
ツラツラと…
美容師の魂が宿る指先 - ヘアカラーは左官の技に似て非なる奥深さ
先日、ふと目にした記事で、減少傾向にあるという「佐官屋さん」の技術習得について触れられていました。何年もかけて土や漆喰を塗り重ね、美しい壁や床を作り上げる左官の職人技。その道のりは決して平坦ではなく、熟練の技を身につけるには長い年月とたゆまぬ努力が必要だと書かれていました。
この記事を読みながら、私は美容師として日々行っているヘアカラーの施術と、どこか共通する難しさや奥深さを感じずにはいられませんでした。一見すると、髪の毛に薬剤を塗布するだけの単純作業に見えるかもしれませんが、その裏には、左官の技術にも通じる、いや、それ以上に繊細で複雑な技術とこだわりが詰まっているのです。
左官の技術習得が長い期間と労力を要するように、ヘアカラーもまた、奥深い知識と経験が求められる技術です。お客様一人ひとりの髪質、既染部の状態、そして希望する色味。これら全てを考慮し、最適な薬剤を選定し、絶妙な力加減とスピードで丁寧に塗り分けていく必要があります。
もし、薬剤の選定を間違えれば、希望の色味にならなかったり、髪に過度なダメージを与えてしまう可能性があります。塗布する際の力加減が均一でなければ、ムラになってしまうことも。まさに、左官の職人が壁のわずかな歪みも見逃さないように、私たち美容師もまた、髪の毛一本一本の状態を感じ取りながら、ミリ単位の精度でカラー剤を塗り分けているのです。
特に、デザインカラーと呼ばれる、複数の色を塗り分けたり、グラデーションを表現するような施術は、左官の高度な技術にも匹敵する繊細さを要します。色の境界線をぼかしながら、美しいコントラストを生み出すためには、熟練の技術と美的センスが不可欠です。まるで、左官職人が異なる素材を滑らかに繋ぎ合わせるように、私たちもまた、複数のカラー剤を違和感なく髪の上で調和させていくのです。
若い世代の職人不足が懸念される左官業界と同様に、美容業界も常に新しい人材の育成が課題です。ヘアカラーの技術は、マニュアル通りにいかない、生きた素材を相手にするが故の難しさがあります。教科書通りの知識だけでは対応できない、お客様一人ひとりの状態に合わせた臨機応変な対応力が求められます。先輩美容師の背中を見て、何年もかけて技術を磨き、失敗と成功を繰り返しながら、ようやく一人前のカラーリストとしてお客様に向き合うことができるのです。
「見て覚える」という伝統的な指導方法が、効率的な技術習得を妨げる可能性があるという指摘は、美容業界にも当てはまります。もちろん、先輩の技術を間近で見ることは非常に重要ですが、それだけでは本質的な理解には至りません。理論に基づいた知識と、それを実践に落とし込むための丁寧な指導体制が不可欠です。
また、左官の技術と同様に、ヘアカラーの技術も日進月歩で進化しています。新しい薬剤や技術が次々と登場するため、常に学び続ける姿勢が求められます。過去の成功体験に固執することなく、アンテナを高く張り、新しい知識や技術を積極的に取り入れることが、お客様に常に最高のカラーを提供するためのこだわりです。
ヘアカラーは、単に髪の色を変えるだけでなく、お客様の印象を大きく左右する、非常にクリエイティブな仕事です。お客様のライフスタイルやファッション、そして内面的な魅力を引き出す色を提案し、それを高い技術で実現することに、私たちは大きなやりがいを感じています。
左官の職人さんが、壁や床に魂を込めるように、私たち美容師もまた、お客様の髪の毛一本一本に想いを込めてカラーリングしています。その仕上がりが、お客様の笑顔につながる時、私たちの指先には、確かな手応えと、何物にも代えがたい喜びが湧き上がってくるのです。
これからも、左官の職人さんのように、技術を磨き続け、お客様一人ひとりの「なりたい」を叶えることができるよう、日々精進していきたいと思います。

そのなんですよね…お店の内側や
シャンプー台の床を縫ってもらったり
するんですが…やっぱり職人差は
出るんですよね。

SOYのスタッフさんは、そのあたりも少しずつ巧みに行けるように、練習
勉強しているんですよ。

水曜日から営業します。




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2025年4月28日 月曜日

みよし脱白髪染 豊田市脱白髪染

さてさて、ゆっくりした休日です
昨日は24:00過ぎまでカットの勉強会
だったので…苦笑い

最近ちょいとハマっている江戸時代の
日本人の美意識の本を読みつつ、
日本人はやっぱり黒に対する美意識の
幅が広い民族だなぁと…

そんなことで、気になる白髪
そんな白髪染の黒についてツラツラと。

「最近、鏡を見るたびに気になる白髪。でも、昔ながらのベタッとした黒染めはちょっと…」
40代、50代、そして人生経験豊かな60代、70代のお客様から、そんなためらいの声をお聞きすることがあります。若々しさは保ちたいけれど、いかにも「染めました」という不自然な黒髪には抵抗がある。そのお気持ち、痛いほどよく分かります。

でも、ここで少し日本の美しい色彩文化に目を向けてみてください。古来より、私たちは単に「黒」「白」といった色を捉えるだけでなく、その濃淡、光沢、素材感に至るまで、実に繊細な色の違いを見分けてきました。

歴史が語る、日本人の色彩感覚
例えば、平安時代の文学作品『源氏物語』には、貴族たちの装束の色として、単なる黒ではなく、「墨染(すみぞめ)」のような深みのあるグレーがかった黒や、上質な光沢を放つ黒などが描写されています。これは、当時の人々が微妙な色の差異を理解し、美意識と深く結びつけていた証拠と言えるでしょう。

江戸時代になると、その色彩感覚はさらに多様化しました。庶民の間にも様々な色が広まる中で、黒は武士の威厳や、粋な町人の装いを象徴する重要な色として愛されました。染めの技術も進歩し、「江戸黒」のように、深く奥行きのある、それでいて微妙なニュアンスを含んだ黒が生まれたのです。また、光沢のある黒繻子(くろじゅす)や、漆塗りのような吸い込まれるような黒、「漆黒(しっこく)」といった言葉からも、日本人がいかに多様な「黒」を認識し、表現してきたかが伺えます。
さらに、私たちの文化には、黒に近い色だけでも「墨色」「濡羽色」「玄」「烏羽色」「鉄黒」といった、豊かな伝統色名が存在します。これらの名前は、単に色を示すだけでなく、墨の濃淡、濡れたカラスの羽の光沢、深遠な宇宙の色など、様々なイメージを私たちに想起させます。
「グレーカラーメソッド」という名の、現代の色彩美
そして現代。「グレーカラーメソッド」という新しい白髪染めの技術は、まさにこうした日本人が培ってきた繊細な色彩感覚を受け継ぎ、進化させたものと言えるでしょう。
従来の白髪染めのように、単一の染料でただ白髪を覆い隠すのではなく、お客様一人ひとりの髪質、白髪の量、そして理想とするイメージに合わせて、数種類の染料を丁寧にブレンドします。それは、まるで熟練の職人が微妙な色合いの墨を磨り合わせるように、その方だけの「黒」を創り出す作業なのです。
「あなただけの黒」がもたらすもの
この方法で染め上げた髪色は、決して単調なベタ塗りにはなりません。
* 奥行きと立体感: 白髪と染めた部分が自然に溶け合い、まるで繊細なグラデーションのように、奥行きのある美しい仕上がりになります。
* 上品なツヤと透明感: 深みのある色合いでありながら、重苦しさを感じさせず、光を内側から放つような、上品なツヤと透明感が生まれます。
* 肌を美しく引き立てる: パーソナルカラーの理論に基づき、お客様の肌の色を最も美しく見せる「黒」を選ぶことで、顔全体の印象が明るく、洗練されたものになります。
40代からのヘアカラーは、単に年齢による変化をカバーするだけでなく、その方の持つ内面の美しさを引き出し、より輝かせるためのものです。「グレーカラーメソッド」は、日本の豊かな色彩感覚を背景に、「ただ染める」のではなく、「美しく魅せる」ことを追求した、新しい時代のヘアカラーと言えるでしょう。
もし、これまで白髪染めに抵抗があった方も、ぜひ一度「グレーカラーメソッド」をご体験ください。私たち美容師は、お客様の持つ美しさを最大限に引き出す「あなただけの黒」を見つけ、自信に満ちた輝く毎日をサポートさせていただきます。

夕方の雨で緑が一斉に綺麗になりましたね。



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投稿者 Soy hair&relaxation | 記事URL

2025年4月21日 月曜日

子供の白髪 小学生白髪 中学生白髪悩み

さてさて、みよしの託児付きの美容院
SOYです。

お休みの日に黄色のランドセルを見ると新しい学期が始まってなぁと思いつつも、???? 上の学年になるとカラフルな髪もチラホラ、

今日はそんなことでツラツラとしようかと…


小学生にカラーリング!?ちょっと待って!おしゃれ心と髪の健康、SOYが考える大切なこと

最近、小学生の間でヘアカラーが流行しているという話を耳にしました。おしゃれに敏感なお子さんが増えているのは素敵なことですが、大人のようなデザインカラーにはちょっと待って!と声を大にして言いたいのです。
なぜなら、お子さんの髪と頭皮は、まだまだ成長段階でとてもデリケートだから。大人のヘアカラー剤は、おしゃれ染めも白髪染めも、髪のメラニン色素を分解して色を入れるため、どうしても刺激が強くなりがちです。
デリケートな髪と頭皮への負担
小学生の髪は、大人の髪に比べて細く、キューティクルも薄いため、薬剤の影響を受けやすいのです。カラーリングを繰り返すと、髪の水分や油分が失われ、パサつきや切れ毛、枝毛の原因になることがあります。

さらに、頭皮も非常に敏感です。強い薬剤は頭皮に刺激を与え、かゆみや炎症を引き起こす可能性も。ひどい場合には、アレルギー反応が出てしまうことも考えられます。

おしゃれは楽しいものですが、お子さんの健やかな成長のためには、無理なカラーリングは避けるべきだとSOYは考えます。
知っていますか?小学生にも起こりうる白髪と抜毛症
しかしながら、小学生だからといって、髪の悩みが全くないわけではありません。実は、お子さんの中にも、若白髪に悩んでいたり、それが原因で抜毛症になってしまうケースがあるのです。
「まさか、うちの子が?」と思われるかもしれませんが、遺伝的な要因や生活習慣、ストレスなど、様々な理由で小学生でも白髪が生えることがあります。そして、その白髪を気にするあまり、自分で抜いてしまうことで抜毛症を引き起こしてしまうことがあるのです。
お子さんにとって、見た目の悩みはとても深刻です。特に、周りの友達との違いを感じ始めると、大きなストレスにつながってしまうことも。
SOYなら安心!カミカリスマの技術と優しいケアでサポート
もし、お子さんの白髪のことでお悩みでしたら、どうぞSOYにご相談ください。SOYは、銀座カロンのカミカリスマ(美容師業界のミシュラン)を三年連続で受賞されている西海さんのグレーカラーメソッドの認定店です。
「グレーカラー」と聞くと、どうしても白髪染めのイメージが強いかもしれませんが、西海さんのメソッドは、ただ白髪を黒く染めるだけではありません。お一人おひとりの髪質や頭皮の状態、そして何よりもお子様の繊細な気持ちに寄り添い、最適な薬剤を優しく調合いたします。
髪と頭皮に優しい施術
SOYでは、お子様のデリケートな髪と頭皮に配慮し、刺激の少ない薬剤を使用するのはもちろんのこと、施術前の丁寧なカウンセリングを徹底しています。白髪の量や生えている場所、髪質などをしっかりと確認し、お子様に合ったカラー剤の選定と塗布方法を工夫いたします。
また、カラーリングによる負担を最小限に抑えるために、頭皮保護オイルの使用や、施術後の丁寧なシャンプー&トリートメントも欠かしません。
抜毛症への丁寧なアドバイス
もし、お子様が白髪を気にされて自分で抜いてしまうなどの行動が見られる場合は、抜毛症の可能性も考慮し、専門的な視点からアドバイスをさせていただきます。
無理にやめさせるのではなく、お子様の気持ちに寄り添いながら、適切な対処法やご家庭でのケア方法などを丁寧にご説明いたします。必要に応じて、医療機関への受診をお勧めすることもございます。
おしゃれ心も大切に
もちろん、お子様の「おしゃれをしたい」という気持ちも大切にしたいと考えています。SOYでは、大人のような派手なカラーリングではなく、髪の表面に優しいを使用したり、お子様の髪と頭皮に負担の少ないおしゃれ方法もご提案できます。
まずは、お子様の髪の悩みや希望をじっくりとお聞かせください。

SOYは、お子様の健やかな髪の成長と、笑顔を守るために、全力でサポートさせていただきます。
お子様の髪のことで少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。専門の知識と優しいケアで、お子様の髪と心に安心をお届けいたします。
SOYで、お子様の髪の悩みを一緒に解決しませんか?皆様からのご相談を心よりお待ちしております。




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2025年4月15日 火曜日

みよし美容室癒し 託児付き美容室

さてさて久しぶりの投稿です
髪型をばっさり切った僕です、めっちゃ気持ちが変わりました。
そんなことでツラツラと…

美容室は、歳を重ねるごとに深まる、あなただけの物語を紡ぐ場所かなぁと…
「あら、今日の髪、素敵ね!」
鏡に映る、少しだけ新しくなった自分に、ふとそんな言葉をかけてみたくなる。それは、単に白髪が隠れたとか、流行りのスタイルになったとか、そういう表面的な変化だけではないはずです。
30代、子育てに奮闘する毎日。鏡を見る時間さえ惜しいほど忙しい日々の中で、美容室は束の間の休息を与えてくれる場所ではありませんか? 70代、人生の豊かな経験を重ねてきた今、美容室は変わりゆく自分とゆっくり向き合い、新たな魅力を発見する場所かもしれませんね…
近年、私たちは様々な情報に囲まれ、時に心細さを感じることもあるかもしれません。お子さんの成長、ご自身の健康、そしてこれからの人生…考えることは尽きませんよね。そんな時、ふと心に浮かぶのは、誰かとゆっくり話したい、安心して過ごせる場所ではないでしょうか。
アメリカ公衆衛生局長官を務めたヴィヴック・H・マーシー氏の著書『孤独の本質 つながりを失った時代の生き方』は、孤独が私たちの心と体に深く影響を与えることを教えてくれます。そして、その解決策として、温かい「つながり」がいかに大切かを教えてくれるのです。
考えてみてください。美容室は、単に髪を切るだけの場所でしょうか?
丁寧にシャンプーされる心地よさ、温かいお湯が頭皮を優しく包み込む感覚。それは、日々の疲れを洗い流してくれるような、ほっと安らぐ時間ではありませんか? ハサミの音がリズミカルに響く中、スタイリストとの何気ない会話が、心をふっと軽くしてくれることはありませんか?
「最近、何か変わったことはありましたか?」「お孫さんの成長は早いでしょうね」
そんな言葉の一つひとつが、私たちを孤独からそっと引き離し、誰かと繋がっているという安心感を与えてくれる。鏡に映る自分を見つめながら、他者との温かいコミュニケーションを通して、私たちは再び自分自身を取り戻せるのかもしれません。
もちろん、美容室へ足を運ぶきっかけは、白髪を染めたい、新しいスタイルに挑戦したい、という身だしなみを整えることかもしれません。でも、おしゃれをすることは、心を明るくし、前向きな気持ちを与えてくれますよね。それは、これから先の人生をより豊かに生きるための、大切な活力になるはずです。
そして、美容室は地域社会の小さな交流の場でもあります。顔なじみのお客さんとの挨拶、スタイリストとのちょっとした世間話。そんなささやかな触れ合いが、日々の生活に温かい彩りを添えてくれるのではないでしょうか。
マーシー氏が大切だと語る「質の高い人間関係」。それは、多くの人と繋がることだけではなく、心を通わせ、信頼できる誰かと深く繋がることを意味します。美容室のスタイリストは、あなたの髪の悩みに真摯に向き合い、理想のスタイルを一緒に考えてくれる、心強い存在ではありませんか? 長年の付き合いの中で、まるで旧知の友人のような、安心できる関係を築いている方もいらっしゃるかもしれませんね。
歳を重ねるごとに、私たちは様々な役割を担い、時に孤独を感じることもあるかもしれません。でも、美容室は、いつまでも「あなた自身」でいられる、特別な場所です。髪を整えることで自信を取り戻し、温かい会話を通して心の繋がりを感じる。それは、単なるヘアカット以上の、かけがえのない時間となるはずです。
もし最近、少しでも心に寂しさを感じているなら、どうぞお気軽にお近くの美容室を訪ねてみてください。新しいヘアスタイルと共に、きっと心がふっと軽くなるような、温かい出会いが待っているはずです。それは、ヴィヴック・H・マーシー氏が教えてくれる「つながりの力」を、きっと実感できる時間になるでしょうね…

デジタル化の時代に、どう美容室と
してお役立ちしなきゃと思いつつ
スタッフさん向けに資料を作りながら
読んでいる本で思った事をツラツラと…

水曜日から営業します。


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2025年4月 1日 火曜日

佐藤りの 美容師  佐藤りの 美容師休職

「本当に髪に良いもの」を見極める力を

こんにちは、Miyoshi SOYの竹川です。
しばらくブログをお休みしていましたが、ホームページのセキュリティー強化を行い、再開することになりました!(ウイルス感染などはありませんのでご安心くださいね。)

さて、最近メールを開けば詐欺メールばかり。SNSを見れば、「たった1週間でフサフサに髪が生えるサプリ」など、僕たち美容師からすると到底あり得ない広告が溢れています。テレビでも、スポンサーの影響を受けた偏った情報が流れ、外食産業の裏側に疑問を持つことも増えました。こうした情報の歪みが、世の中の至るところで広がっているのを感じます。

では、なぜ僕たち美容師が常に学び続けているのか?
その答えは「騙されないため」です。

間違った美容情報からお客様を守るために

美容業界には、驚くほど多くの嘘の情報が出回っています。例えば、「髪の内部から補修するトリートメント」と謳いながら、実際には髪のキューティクルを無理に開き、長期的に見ればダメージにつながるものも存在します。これは、成分や施術の原理を知らなければ見抜けません。

行動経済学では、人は「簡単に解決できるもの」に惹かれやすい傾向があると言われています。例えば、「たった1回でツヤツヤになる!」というキャッチコピーがあれば、つい試してみたくなるものですよね。しかし、美容に関しては「即効性=良いもの」とは限りません。

僕たち美容師が勉強し続けるのは、こうした誤った情報に惑わされず、お客様に本当に良いものを提供するためです。そして、お客様自身も「どの情報を信じるべきか」を見極められるよう、お手伝いするのが僕たちの役割だと考えています。

では、正しい美容の知識とは?
1. 髪は死んだ細胞
 「髪が生き返る」という表現をよく見かけますが、髪の毛はすでに死んだ細胞です。だからこそ、ダメージを受けた髪を本当の意味で「修復」することはできません。では、どうするべきか?それは「ダメージを最小限に抑える施術を選ぶこと」。Miyoshi Beauty Salon SOYでは、髪に優しいカラーやトリートメントを厳選し、お客様の髪を守ることを第一に考えています。
2. 過度なシリコンやコーティング剤に注意
 「サラサラになる」と思って使っているトリートメントの中には、髪をコーティングするだけで内部補修をしないものもあります。最初はツルツルに感じても、長期的に見ると髪が重くなったり、乾燥を引き起こしたりする原因になります。適切なケアを知ることで、髪本来の美しさを保つことができます。
3. 「育毛=即効性」は存在しない
 SNSでよく見る「1週間で毛が生える」サプリやシャンプー。これらのほとんどが、科学的根拠のないものです。髪の成長にはヘアサイクルがあり、しっかりとしたケアをしても、目に見える変化が現れるには数ヶ月単位の時間が必要です。正しい知識を持つことで、無駄な出費を避け、本当に効果のあるケアを選べるようになります。

騙されないために、正しい知識を

行動経済学の視点から見ると、私たちは「楽に・早く・お得に」解決できるものに惹かれる傾向があります。でも、美容に関しては「即効性」を求めることが、逆にトラブルを招くことも少なくありません。だからこそ、僕たちは学び続け、お客様に正しい情報を提供し続けます。

Miyoshi Beauty Salon SOYでは、お客様一人ひとりの髪の状態をしっかりと見極め、本当に必要なケアをご提案します。「何が正しいのか分からない」と感じたら、ぜひ私たちにご相談ください。誠実に、あなたの髪の未来を考えたアドバイスをさせていただきます。

これからも、皆さまの髪を守るために、学び続けていきますね。

3月にはスタッフの体調不良の為に
多くのお客様にご迷惑おかけ致しました。

4月からニュースタッフを迎えて、
もう少し予約が取りやすく?
(サービスの品質保持の為に、一日の
人数を20~25人以下は継続しますね…)

不慣れなこともあるかと思いますが
今までの様に、顧客様やお客様皆様が
温かい目で育てて頂けたら幸いです。




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