Soyブログ
2025年6月 3日 火曜日
髪の毛が痛む原因 みよし美容室 豊田市美容室
さてさて…
今日は少し肌寒い雨の日でしたね…。こんな日はサロンにこもって、コンテストに向けた練習と、大切な相棒・ハサミの調整をしていました。今日はそんな「ハサミ」のお話を、少しだけさせてください。
■美容師のハサミは、ただの道具ではありません
カット中、私たちが使っているハサミが何本もあることに気づいたことはありますか?
実はその一本一本に、美しさをつくる秘密が詰まっているんです。
私たち美容師にとってハサミは、技術と感性を表現するための“分身”のような存在。安いものでも数万円、高価なものは数十万円以上。中には50万円を超えるものもあります。
その理由は、使われる鋼材の質、仕上げる職人の腕、そして何より“研ぎ”の精度。一本一本がオーダーメイドのように作られ、手になじむほどに、技術を最大限に引き出してくれるのです。
⸻
■職人技の世界「研ぎ師」とは?
そして、このハサミの命を支えてくれているのが「研ぎ師」さん。
日本にどれだけの研ぎ師がいるかは定かではありませんが、全国でも数百人ほどと言われる、とても貴重な存在です。
研ぎ師になるには、最低でも5年、一般的には10年近い修業が必要。なぜなら、ハサミの種類や鋼材、美容師の使い方に応じて、ミクロン単位で刃を整える必要があるからです。
それは、まるで外科手術のような繊細な仕事。経験と感覚の積み重ねが、あの「スパッ」と切れる快感を生み出しているのです。
⸻
■切れ味が髪を美しく育てる理由
では、なぜそこまで切れ味にこだわるのか?
それは、髪へのダメージを防ぎ、理想のスタイルを叶えるためです。
切れないハサミだと…
・髪が潰れたり引っかかったりして、ダメージや枝毛の原因に
・思った通りのラインや質感が出せず、スタイルの再現性が下がる
・引っかかることで施術の心地よさも半減してしまうことも
切れるハサミだと…
・髪に優しく、キューティクルを傷つけにくい
・理想のスタイルを、細部まで美しく表現できる
・スムーズな施術で、お客様にも快適な時間をお届けできる
そして何より、良いハサミがあるからこそ、私たち美容師は技術に集中でき、もっとクリエイティブな仕事ができるんです。
⸻
■技術を守り、美しさを届け続けるために
私たちは、定期的に信頼できる研ぎ師さんにハサミを預けて、常に最高の状態を保つようにしています。
幸いにも、刃物の街「関」が近くにあり、心から信頼できる方にお願いしています。
美しい髪と、心を込めてつくるスタイルの裏には、職人の技と道具へのこだわりがあります。そんな「縁の下の力持ち」たちにも、少し想いを馳せていただけたら嬉しいです。
水曜日から営業します。
寒暖差の激しい季節、ご自愛くださいね。

今日は少し肌寒い雨の日でしたね…。こんな日はサロンにこもって、コンテストに向けた練習と、大切な相棒・ハサミの調整をしていました。今日はそんな「ハサミ」のお話を、少しだけさせてください。
■美容師のハサミは、ただの道具ではありません
カット中、私たちが使っているハサミが何本もあることに気づいたことはありますか?
実はその一本一本に、美しさをつくる秘密が詰まっているんです。
私たち美容師にとってハサミは、技術と感性を表現するための“分身”のような存在。安いものでも数万円、高価なものは数十万円以上。中には50万円を超えるものもあります。
その理由は、使われる鋼材の質、仕上げる職人の腕、そして何より“研ぎ”の精度。一本一本がオーダーメイドのように作られ、手になじむほどに、技術を最大限に引き出してくれるのです。
⸻
■職人技の世界「研ぎ師」とは?
そして、このハサミの命を支えてくれているのが「研ぎ師」さん。
日本にどれだけの研ぎ師がいるかは定かではありませんが、全国でも数百人ほどと言われる、とても貴重な存在です。
研ぎ師になるには、最低でも5年、一般的には10年近い修業が必要。なぜなら、ハサミの種類や鋼材、美容師の使い方に応じて、ミクロン単位で刃を整える必要があるからです。
それは、まるで外科手術のような繊細な仕事。経験と感覚の積み重ねが、あの「スパッ」と切れる快感を生み出しているのです。
⸻
■切れ味が髪を美しく育てる理由
では、なぜそこまで切れ味にこだわるのか?
それは、髪へのダメージを防ぎ、理想のスタイルを叶えるためです。
切れないハサミだと…
・髪が潰れたり引っかかったりして、ダメージや枝毛の原因に
・思った通りのラインや質感が出せず、スタイルの再現性が下がる
・引っかかることで施術の心地よさも半減してしまうことも
切れるハサミだと…
・髪に優しく、キューティクルを傷つけにくい
・理想のスタイルを、細部まで美しく表現できる
・スムーズな施術で、お客様にも快適な時間をお届けできる
そして何より、良いハサミがあるからこそ、私たち美容師は技術に集中でき、もっとクリエイティブな仕事ができるんです。
⸻
■技術を守り、美しさを届け続けるために
私たちは、定期的に信頼できる研ぎ師さんにハサミを預けて、常に最高の状態を保つようにしています。
幸いにも、刃物の街「関」が近くにあり、心から信頼できる方にお願いしています。
美しい髪と、心を込めてつくるスタイルの裏には、職人の技と道具へのこだわりがあります。そんな「縁の下の力持ち」たちにも、少し想いを馳せていただけたら嬉しいです。
水曜日から営業します。
寒暖差の激しい季節、ご自愛くださいね。


投稿者 Soy hair&relaxation | 記事URL
2025年6月 2日 月曜日
美容室どうして似合わない? 似合う髪型 みよし美容室 豊田市美容室 東郷美容室
さてさて…今日は定期のクリエーション撮影でした…
僕達、美容師さんのアカデミー賞?的なJHAに向けて、定期撮影会をして
作品を作っている訳で…
そんなことでツラツラしてみようと…
「仕上がりが好み」って、誰のため? 〜“自己満足”の時代に、あえて問いたいこと〜
最近、美容業界向けの調査記事を読んで、とても共感する内容がありました。それは「技術より“仕上がりの好み”を重視するお客様が多い」という調査結果。実際に「5年以上同じ美容室に通っている」と答えた方が32%、通い続ける理由の1位は「仕上がりが好みだから」でした。
この結果を見て、ふと考えました。
自己満足の時代、でも“それだけ”でいいの?
現代は“自己満足”が大事な時代です。「自分が満足しているなら、それでいい」「他人の目は気にしない」——たしかに、そういう価値観が支持されているし、僕もそれを否定する気はありません。
でも、私たち美容師は、「見られる」こと、「褒められる」ことの価値も知っています。
誰かに「その髪型、似合ってるね!」と言われる嬉しさ。
何気ない日常の中で、ふと褒められる瞬間の幸福感。
それって、自己満足を超えた“自己肯定感”に繋がるものだと思うんです。
「人は見た目が9割」って言葉、あなたはどう思いますか?
この言葉、心理学の世界でもよく語られる有名なフレーズです。
第一印象の多くは“見た目”で決まる。だからこそ、ヘアスタイルや身だしなみが相手に与える影響は、想像以上に大きいんです。
髪型って、実は「その人がどんな人か」を無言で語ってしまうツール。
たとえば、明るく見せたいのか、落ち着いた印象を与えたいのか、強さを出したいのか——すべてが“見た目”から伝わります。
だからSOYでは、「仕上がりの好み」は単なる“自己満足”で終わらせません。
“他人から褒められる”という視点も、美容の中にしっかり取り入れていきたいと考えています。
クリエーション撮影で鍛えた「2次元→3次元」の感覚
SOYでは、日々のサロンワークのほかに、定期的にクリエーション撮影も行っています。
モデルさんの写真を撮り、SNSや作品として発表するあの時間——実は、サロンワークにも生きています。
写真(2次元)の中で映えるスタイルを、現実(3次元)のお客様に落とし込む力。
それって、けっこう高度なスキルが求められるんです。
ライティングで変わる見え方、顔立ちや骨格で変わる印象、そして何より、その人の“らしさ”をどう引き出すか。
この「2次元→3次元変換」の技術があるからこそ、SOYでは“お客様が似合う”だけでなく、“他人から見ても褒められる”ヘアスタイルをご提案できるのです。
仕上がり重視、でもその先へ
お客様が「仕上がりが好み」と感じてくださること。
それは私たち美容師にとって、最高の誉め言葉です。
でも、その好みの仕上がりが、ただの「自分だけの満足」ではなく、
まわりからも「素敵!」と思ってもらえる——そんなヘアスタイルを、SOYはこれからも一緒に創っていきたいと思っています。
近々、お店のホームページがちょいと
マイナーチェンジします。
クリエーション撮影の作品も乗るので
楽しみにしていてくださいね。
僕達、美容師さんのアカデミー賞?的なJHAに向けて、定期撮影会をして
作品を作っている訳で…
そんなことでツラツラしてみようと…
「仕上がりが好み」って、誰のため? 〜“自己満足”の時代に、あえて問いたいこと〜
最近、美容業界向けの調査記事を読んで、とても共感する内容がありました。それは「技術より“仕上がりの好み”を重視するお客様が多い」という調査結果。実際に「5年以上同じ美容室に通っている」と答えた方が32%、通い続ける理由の1位は「仕上がりが好みだから」でした。
この結果を見て、ふと考えました。
自己満足の時代、でも“それだけ”でいいの?
現代は“自己満足”が大事な時代です。「自分が満足しているなら、それでいい」「他人の目は気にしない」——たしかに、そういう価値観が支持されているし、僕もそれを否定する気はありません。
でも、私たち美容師は、「見られる」こと、「褒められる」ことの価値も知っています。
誰かに「その髪型、似合ってるね!」と言われる嬉しさ。
何気ない日常の中で、ふと褒められる瞬間の幸福感。
それって、自己満足を超えた“自己肯定感”に繋がるものだと思うんです。
「人は見た目が9割」って言葉、あなたはどう思いますか?
この言葉、心理学の世界でもよく語られる有名なフレーズです。
第一印象の多くは“見た目”で決まる。だからこそ、ヘアスタイルや身だしなみが相手に与える影響は、想像以上に大きいんです。
髪型って、実は「その人がどんな人か」を無言で語ってしまうツール。
たとえば、明るく見せたいのか、落ち着いた印象を与えたいのか、強さを出したいのか——すべてが“見た目”から伝わります。
だからSOYでは、「仕上がりの好み」は単なる“自己満足”で終わらせません。
“他人から褒められる”という視点も、美容の中にしっかり取り入れていきたいと考えています。
クリエーション撮影で鍛えた「2次元→3次元」の感覚
SOYでは、日々のサロンワークのほかに、定期的にクリエーション撮影も行っています。
モデルさんの写真を撮り、SNSや作品として発表するあの時間——実は、サロンワークにも生きています。
写真(2次元)の中で映えるスタイルを、現実(3次元)のお客様に落とし込む力。
それって、けっこう高度なスキルが求められるんです。
ライティングで変わる見え方、顔立ちや骨格で変わる印象、そして何より、その人の“らしさ”をどう引き出すか。
この「2次元→3次元変換」の技術があるからこそ、SOYでは“お客様が似合う”だけでなく、“他人から見ても褒められる”ヘアスタイルをご提案できるのです。
仕上がり重視、でもその先へ
お客様が「仕上がりが好み」と感じてくださること。
それは私たち美容師にとって、最高の誉め言葉です。
でも、その好みの仕上がりが、ただの「自分だけの満足」ではなく、
まわりからも「素敵!」と思ってもらえる——そんなヘアスタイルを、SOYはこれからも一緒に創っていきたいと思っています。
近々、お店のホームページがちょいと
マイナーチェンジします。
クリエーション撮影の作品も乗るので
楽しみにしていてくださいね。

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