Soyブログ
2025年7月18日 金曜日
みよし美容室 豊田美容師 浄水美容室
こんにちは。みよし市の美容室SOYです。いつもご来店ありがとうございます。
夏が始まったばかりですが、ファッションの世界ではもう、2026年の春夏コレクションが動き出しています。コンテストの勉強を通して、私たち美容師も改めて“今のファッションの空気感”を感じる機会が増えています。
今回は、今年の秋冬コレクションと、すでに発表された2026年春夏のランウェイを重ねながら、「ファッションが映す時代の空気」についてお話ししたいと思います。
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今年の秋冬、そして来春のランウェイで特に印象的なのは、「境界を越える」表現の数々です。
たとえば、2026年春夏のバレンシアガでは、東洋と西洋のエッセンスがモードに融合。伝統的な着物のようなラインと、ストリートの要素が同居するコレクションが登場しました。ルックの中には、男性モデルがチュールのドレスを纏い、女性モデルがテーラードスーツで颯爽と歩くシーンも。まさに“性別”の境界を超えた、美の新しいかたちを提示しています。
一方、ディオールのマリア・グラツィア・キウリは、アジアや中東の刺繍を用いながら、女性の強さと自由をテーマにコレクションを展開。古い文化を尊重しつつ、現代の視点で再解釈されたスタイルは、まさに“歴史と未来のミックス”と言えるでしょう。
また、ニューヨークのウィリー・チャバリアは、移民やマイノリティの視点を取り入れ、従来のラグジュアリーとは異なる“リアルで詩的な”価値観を服に託しています。
これらの表現には共通して、「正しさ」や「普通さ」の枠を超えて、個々の多様性を肯定するメッセージが込められています。ファッションが“社会への問いかけ”として機能しているのです。
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とはいえ、こうした動きはパリやニューヨークだけのものではありません。
日本でも、年齢や性別、肩書にとらわれず、自分らしく生きることを大切にする方が増えています。そしてそれは、ファッションだけでなく、ヘアスタイルにも通じることだと私たちは考えています。
「40代だから落ち着いた髪色にしないと…」
「主婦だから華やかにしすぎるのは…」
「白髪があるから暗く染めなきゃ…」
そんな“制限”を、少しずつ手放していけたら、もっと心地よく、もっと自由に、自分の美しさを楽しめるのではないでしょうか。
みよしSOYでは、この秋冬、そして来春に向けても「境界を越える美しさ」をテーマに、お客様一人ひとりの感性に寄り添うご提案を大切にしています。
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※ご予約に関してのご案内
おかげさまで現在、ご予約が大変混み合っております。SOYでは、一日最大30枠までのご案内とさせていただいており、次回予約の方が94%と多くを占めております。ご希望の方は、少し早めのご予約をお願いいたします。
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変わりゆく時代の中で、何を選び、どう生きるか。その一つひとつの選択が、あなたの美しさを育てていきます。ぜひ、今の“空気”をヘアスタイルにも取り入れてみてくださいね。

投稿者 Soy hair&relaxation