Soyブログ
2026年6月29日 月曜日
豊田市 みよし市 更年期髪の悩み
さてさて、今日は久しぶりのゆっくりした休日。梅雨の合間の気持ちのいい青空ですね。
ただ最近は、台風や大雨が近づくと、僕も後藤さんも頭痛を感じることが増えました。「これも更年期なのかなぁ…。」そんな話を夫婦ですることがあります。
SOYのお客様も同じ世代の方が多いので、最近こんなご相談をいただく機会が本当に増えました。
「急に髪がうねるようになったんです」
「トップにボリュームが出なくなってきて…」
「白髪だけじゃなく、髪そのものが細くなった気がします」
美容師になって30年以上。長いお付き合いのお客様とは30年近くになります。「あまり髪質が変わらない方」もいれば、「ここ数年で大きく変わった方」もいる。その違いをずっと見てきたからこそ、最近は「髪」よりも「頭皮」に強い興味を持つようになりました。
実家では両親が本格的に畑をやっています。土が変われば、育つ野菜が変わる。髪も少し似ています。髪が育つ場所は、「頭皮」という土壌だからです。
40代後半から50代の更年期を迎えると、女性ホルモンであるエストロゲンが大きく減少します。エストロゲンは、毛包(Hair Follicle)の成長期(Anagen)を維持し、真皮のコラーゲン産生やヒアルロン酸の保持、さらに頭皮の微小循環(マイクロサーキュレーション)にも深く関わっています。
つまり、更年期の変化は「髪が細くなる」だけではありません。頭皮そのものが変わっていくのです。髪のうねり、乾燥、ツヤの低下、トップのボリューム不足。これらは髪一本一本の問題というより、「髪が育つ環境」が変化しているサインなのかもしれません。
最近、美容や医療の世界で注目されているのが「エクオール」です。大豆イソフラボンの一種を腸内細菌が代謝して作る成分で、女性ホルモンに似た働きをします。ところが、日本人でこれを作れるのは約半数。同じ大豆製品を食べても、体内で作れる人と作れない人がいるのです。研究では、エクオールを産生できる人は更年期以降も皮膚の弾力や毛髪密度を維持しやすい傾向が報告されています。内側から頭皮環境を支えるという意味で、とても理にかなったアプローチです。
そして、僕たちが今もっとも注目しているのが「頭皮のバリア機能」です。頭皮は角質層やセラミドなどが重なり外部刺激から守っていますが、更年期は保水力が低下し、経表皮水分蒸散量(TEWL)が増加します。その結果、頭皮が乾燥して敏感になり、「最近カラーがしみる」といった変化に繋がることがあります。
さらに皮膚科学で重要なのが「スカルプマイクロバイオーム(頭皮の常在菌)」です。常在菌は皮脂を代謝して頭皮を弱酸性に保ち、有害な菌を防ぐ大切なパートナーです。しかし、洗浄力が強すぎるシャンプーやアルカリの影響でバランスが崩れると、かゆみや炎症(ディスバイオーシス)を引き起こします。
だからSOYでは、「髪をきれいにする」だけでなく、「頭皮環境を守る」ことを何より大切にしています。
刺激の少ない薬剤設計、低アルカリカラー、頭皮につけないゼロテク、施術後の酸化ストレスを抑える水素ケア。すべては、「10年後、20年後も健康な毛包環境(Hair Follicle Niche)を守りたい」という想いからです。
更年期は何かを失う時期ではなく、自分の身体との付き合い方を少し変える時期。SOYでは、地域ではまだ珍しい「頭皮の常在菌」に着目したシャンプーも取り扱っています。
そういえば、お店の名前は「SOY(大豆)」。エクオールも大豆から生まれる成分です。偶然つけた名前でしたが、今になってみると、何だか運命だったのかもしれません。これからもSOYは、「髪」だけでなく「頭皮」を学び続けていきます。「最近、髪質が変わった」と感じる方は、ぜひ一度ご相談ください。
投稿者 Soy hair&relaxation

















