Soyブログ
2025年7月23日 水曜日
美容師 社会保険料未納
さてさて、日曜日まで選挙、選挙でしたね…SOYは一応株式会社なんで、
法人税やなんやら、もちろん社会保険料の企業負担分など様々な論点から
選挙戦を観ていました…苦笑
年代も有りますが…社会保険料の論点は意外とどの政策にもぼやけた感じでしたね…と言う事で美容業界は?って事をツラツラと…
社会保険、誰が支えているのか? 〜美容室業界の現実とSOYの選択〜
今日は少し真面目なお話を。
いつもカットやカラーをしながら、お客様から「税金って高いよね」「年金ってちゃんと返ってくるの?」というお声を聞くことがあります。
そんな話題の中にこそ、私たちが知っておくべき大切な“暮らしの本質”があるように思います。
まず、社会保険とは何かというと、私たちの老後や病気・ケガに備えた公的な制度です。
会社員の方はご存じかもしれませんが、実はあの「毎月引かれている保険料」、会社と本人が半分ずつ負担しています。
たとえば、月給30万円の方が社会保険料として月4万5000円引かれていたとしたら、同額の4万5000円を会社が“裏側で”負担しているのです。
これは、私たち経営者にとってもなかなか重い負担です。
でも、それでもSOYはこの制度をしっかり守り、全スタッフが健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険に加入しています。
それは、スタッフの未来を支えたいという想いからです。
誰かが病気になったとき、育児や介護をすることになったとき、きちんと制度に守られていること。
それは、長く安心して働ける土台になります。
しかし、日本の美容業界の現実は厳しく、**社会保険の加入率はわずか2〜5%**と言われています。
つまり、ほとんどの美容室が加入していないのが実情です。
個人経営のサロンが多く、制度の義務が及ばないことや、経営負担が大きいことが理由のひとつ。
でも、それは働く美容師さんにとって、将来の不安を抱えながら仕事をしているということでもあります。
一方で、社会保険制度そのものも課題を抱えています。
たとえば、自営業やフリーランスなどが加入する「国民年金」では、未納者が**10〜15%**ほどいると言われています。
制度に不信感を持つ人、収入が不安定な人、意図的に払わない人(SOYのスタッフも稀に有ります…)苦笑
理由はさまざまですが、こうした未納者への保険料回収は、現実的には非常に難しいのが実情です。
それでも制度は続きます。なぜかというと、多くの真面目に納めている人たち、そして企業が“見えないところで”支えているからです。
SOYもまた、そうしたひとつの小さな支え手でありたいと思っています。
選挙の話になると、「増税か減税か」ばかりが取り上げられますが、こうした地道な制度設計こそが、私たちの老後や働き方を左右します。
たとえば、「年金改革」「フリーランスの社会保障整備」「企業の負担軽減策」などは、表に出にくいけれど大事な争点。
でも実際には、あまり議論されません。
だからこそ、まずは身近な場所で「どこがどう支えているのか」を意識することが大切です。
美容室選びも、同じです。
スタッフの未来を考え、制度を整えているお店は、目の前のお客様の未来にも誠実でありたいと願っているはずです。
SOYは、これからも「安心して働けるサロン」「安心して通えるサロン」であり続けます。
技術の高さやセンスだけでなく、人としての在り方を大切にしながら、皆さまの日常にそっと寄り添っていけたら嬉しいです。
今日も満席を、ありがとうございます。
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
法人税やなんやら、もちろん社会保険料の企業負担分など様々な論点から
選挙戦を観ていました…苦笑
年代も有りますが…社会保険料の論点は意外とどの政策にもぼやけた感じでしたね…と言う事で美容業界は?って事をツラツラと…
社会保険、誰が支えているのか? 〜美容室業界の現実とSOYの選択〜
今日は少し真面目なお話を。
いつもカットやカラーをしながら、お客様から「税金って高いよね」「年金ってちゃんと返ってくるの?」というお声を聞くことがあります。
そんな話題の中にこそ、私たちが知っておくべき大切な“暮らしの本質”があるように思います。
まず、社会保険とは何かというと、私たちの老後や病気・ケガに備えた公的な制度です。
会社員の方はご存じかもしれませんが、実はあの「毎月引かれている保険料」、会社と本人が半分ずつ負担しています。
たとえば、月給30万円の方が社会保険料として月4万5000円引かれていたとしたら、同額の4万5000円を会社が“裏側で”負担しているのです。
これは、私たち経営者にとってもなかなか重い負担です。
でも、それでもSOYはこの制度をしっかり守り、全スタッフが健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険に加入しています。
それは、スタッフの未来を支えたいという想いからです。
誰かが病気になったとき、育児や介護をすることになったとき、きちんと制度に守られていること。
それは、長く安心して働ける土台になります。
しかし、日本の美容業界の現実は厳しく、**社会保険の加入率はわずか2〜5%**と言われています。
つまり、ほとんどの美容室が加入していないのが実情です。
個人経営のサロンが多く、制度の義務が及ばないことや、経営負担が大きいことが理由のひとつ。
でも、それは働く美容師さんにとって、将来の不安を抱えながら仕事をしているということでもあります。
一方で、社会保険制度そのものも課題を抱えています。
たとえば、自営業やフリーランスなどが加入する「国民年金」では、未納者が**10〜15%**ほどいると言われています。
制度に不信感を持つ人、収入が不安定な人、意図的に払わない人(SOYのスタッフも稀に有ります…)苦笑
理由はさまざまですが、こうした未納者への保険料回収は、現実的には非常に難しいのが実情です。
それでも制度は続きます。なぜかというと、多くの真面目に納めている人たち、そして企業が“見えないところで”支えているからです。
SOYもまた、そうしたひとつの小さな支え手でありたいと思っています。
選挙の話になると、「増税か減税か」ばかりが取り上げられますが、こうした地道な制度設計こそが、私たちの老後や働き方を左右します。
たとえば、「年金改革」「フリーランスの社会保障整備」「企業の負担軽減策」などは、表に出にくいけれど大事な争点。
でも実際には、あまり議論されません。
だからこそ、まずは身近な場所で「どこがどう支えているのか」を意識することが大切です。
美容室選びも、同じです。
スタッフの未来を考え、制度を整えているお店は、目の前のお客様の未来にも誠実でありたいと願っているはずです。
SOYは、これからも「安心して働けるサロン」「安心して通えるサロン」であり続けます。
技術の高さやセンスだけでなく、人としての在り方を大切にしながら、皆さまの日常にそっと寄り添っていけたら嬉しいです。
今日も満席を、ありがとうございます。
そして、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

投稿者 Soy hair&relaxation